今月の話題本レビュー

戦後日本の光と影 国民が安心できる国を作ろう!

森下正勝

文芸社

定価1296円(税込み)

国民が安心できる日本にするための再生論

第2次世界大戦の終結から72年。日本は今、重大な局面を迎えています。本書によると、使途が明確でない特別会計に回すために国債を大量発行した結果、2016年のGDP(国内総生産)に対する債務率は248%で、ギリシャやレバノンを上回るという。著者は、今の日本は「非常事態」だといいます。その理由は、戦後の新憲法で保障された民主主義がはき違えられ、拝金主義になってしまったからではないかと。著者の
本業は畳職人ですが、国を憂えて猛勉強したそうです。本書では、近代の日本が歩んできた歴史的な背景を説くとともに、これからの日本が進む道も提示しています。質実剛健に生きてきた職人の立場で訴える日本再生論です。

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