今月の話題本レビュー

精神科医が教える ちょこっとずぼら老後のすすめ

保坂 隆 [著]

海竜社

定価1000 円(+税)

自分を大切に、楽しく老後を過ごすために

近年は活動的なシニアが目立っていますが、がんばりすぎは百害あって一利なしと精神科医の著者は言います。リタイア後の人間関係が難しいとか、心身が疲れやすいと感じたら、「ちょこっとずぼら」に生きるコツを本書から得てはいかがでしょう。たとえば健康診断の数値を気にしすぎない、べたべたした人間関係は上手に避ける、たまには堂々と「自分へのご褒美」をあげる等々、具体的なアドバイスがたくさん並んでいます。肝心なのは、「ちょこっとずぼら」は単にだらしのない「ずぼら」とは違うということ。足るを知り、何事も6~7分で留めておくのが極意なのだそうです。人生を楽しみ、自然体で老いに向かうための指南書といえるでしょう。